ポケモン×工芸展 名古屋レポート|陶器のミミッキュなど注目作品を紹介

【名古屋会場レポート】ポケモン工芸展に行ってきました!伝統×ポケモンの世界

2025年4月26日、名古屋で開催された「ポケモン工芸展」に行ってきました!
会場では、和風の伝統技術とポケモンが融合した唯一無二のアート作品がずらり。
特に注目は、陶器で再現されたミミッキュ。精緻なデザインと存在感に思わず見入ってしまいました。
本記事では、写真とともに作品の魅力をたっぷりとお届けします。

ポケモン×工芸展 名古屋会場の見どころ

2025年4月26日~6月15日まで、名古屋・松坂屋美術館で「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」が開催中です。ポケモンと日本の伝統工芸が融合した作品が約80点展示され、人間国宝を含む20名の作家が参加。陶器や着物などに登場するポケモンたちが、見る人に驚きと癒しを届けてくれます。会場では、限定グッズやスタンプラリーも実施中。アートやポケモン好きには見逃せない展覧会です。

詳細やチケット情報は、公式サイト(https://kogei.pokemon.co.jp/)をご確認ください。

ポケモン工芸展 in 名古屋のポスター

会場に入ってすぐ!フォトスポットのピカチュウがお出迎え

展示入口でまず出迎えてくれるのが、赤と黒の幾何学模様の中に描かれた巨大なピカチュウのメインアート。

まるで和柄の中にピカチュウが溶け込んだような印象的なビジュアルで、多くの来場者がここで写真を撮っていました。

名古屋で開催されたポケモン工芸展メインアート

星氷裂文 ミミッキュ(名古屋会場初登場)

今回一番のお目当てはなんといっても「星氷裂文(ほしひょうれつもん) ミミッキュ」。
星がキラキラきらめくような作品に心打たれ一目見てみたい、そして「グッズが欲しい」という思いで受付時間ぎりぎりに滑り込んで当日チケットを獲得しました。

細かい金色のモザイク模様が全身に施され、まるで金継ぎのような風合い。ミミッキュの「壊れやすさ」や「偽りの仮面」といったテーマが、工芸として見事に昇華されています。

名古屋のポケモン工芸展に展示された陶器のミミッキュアート作品

美しき装飾のヒトモシ

青と白を基調とした繊細な絵付けが施されたヒトモシは、有田焼や九谷焼を思わせる高級感のある作品。

どこか涼やかで静けさを感じる仕上がりが印象的でした。

名古屋のポケモン工芸展に展示された陶器のヒトモシアート作品

圧倒的存在感のグラードン

漆黒と真紅の彩色が施されたグラードンは、陶器であることを忘れるほどの迫力。

神話に登場する破壊神のような荘厳さがありました。

名古屋のポケモン工芸展に展示された陶器のグラードンアート作品

小さな癒し、シェイミの鉢植え

シェイミは、植物を背負ったような造形が特徴の可愛らしい陶器作品。

まるで盆栽のような趣きで、展示の中でも癒し系の存在でした。

名古屋のポケモン工芸展に展示された陶器のシェイミアート作品

陶器に刻まれた隠れポケモンたち

花模様の陶板の中に、ミミッキュやキルリア、スイクンなどが溶け込むように描かれています。

細かな装飾が美しい青を基調としたポケモン集合の陶芸作品
細かな装飾が美しい青を基調としたポケモン集合の陶芸作品
細かな装飾が美しい青を基調としたポケモン集合の陶芸作品

ホウオウ×木工芸!天翔ける伝説の鳥

伝統的な組子細工の背後から羽ばたくホウオウ。木の温もりと荘厳さを兼ね備えた見事な一作。

名古屋のポケモン工芸展に展示されたホウオウアート作品

黄色に包まれる没入空間

ポケモンたちのシルエットが垂れ下がる幻想的なインスタレーション。中を歩くだけで世界観に没入できます。

名古屋のポケモン工芸展に展示されたピカチュウアート作品

謎めいた黒の石碑 ― アンノーンの暗号

黒い六角柱の表面にはアンノーン文字がびっしり。

名古屋のポケモン工芸展に展示されたアンノーン文字アート作品

人の対流に身を任せながら本能的にシャッターを切ったこの一枚、帰宅後に黄色い文字の箇所を解読して鳥肌が立ちました…。

"WATASHI TACHI ICHIZOKU KOTOBA KOKONI KIZAMU"

おわかりいただけましたでしょうか…ゲームの中で見た「アルフのいせき」に刻まれている古代ロマ~ンあふれる作品です。

名古屋のポケモン工芸展に展示されたアンノーン文字アート作品

リザードンが壺に!重厚な土の表現

壺のフォルムと融合したリザードンの陶芸作品。焼き物としての重量感とキャラクターの迫力が見事に融合。

名古屋のポケモン工芸展に展示されたリザードンアート作品

おわりに

伝統工芸とポケモンという、ありそうでなかった組み合わせ。どの作品からも、作家の高度な技術と遊び心、そしてポケモンへの深い愛情が感じられました。

ミミッキュをはじめ、馴染みのあるポケモンたちが陶器や染織などの伝統技法で表現されている様子は、まさに“美とわざの大発見”。アートに詳しくない方でも、自然と作品の世界観に引き込まれてしまうはずです。

ポケモン好きな方はもちろん、日本の工芸文化に触れてみたいという方にもおすすめの展覧会です。世代を超えて楽しめる内容になっているので、家族連れにもぴったり。
開催は2025年6月15日まで。気になる方はぜひ、名古屋・松坂屋美術館でその目と心で体験してみてください。

アクセス・開催概要

「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」名古屋会場は、松坂屋美術館(名古屋市中区)にて開催されています。地下鉄「矢場町駅」から地下通路で直結しており、雨の日でもアクセスしやすい立地です。

会期は2025年4月26日(土)から6月15日(日)まで。会期中は無休で、時間は10:00~18:00(最終入場は17:30)となっています。

会場情報:

  • 会場名: 松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)
  • 住所: 愛知県名古屋市中区栄三丁目16-1
  • アクセス: 地下鉄名城線「矢場町駅」5・6番出口より直結/栄駅から徒歩約5分

チケット情報(一般価格):

  • 一般:1,700円
  • 高大生:1,100円
  • 小中学生:600円
  • 未就学児:無料

※詳細・最新情報は公式サイトをご確認ください。

あわせて立ち寄りたい!ポケモンセンター名古屋

松坂屋美術館から徒歩3分の場所には、「ポケモンセンター名古屋」もあります。
展覧会の帰りに立ち寄れば、限定グッズやゲーム関連アイテムもチェックできますよ。

▼ 過去に訪れた際のレポートもぜひご覧ください

ポケモンセンター名古屋に行ってきた過去記事
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