2025年5月、アメリカ・ミルウォーキーで開催されたProfessor Cupにて新たなPokédexプレイマットが配布されました。
このプレイマットはポケモン図鑑をモチーフにしたデザインで、大変人気なプレイマットになります。今回は、その新旧デザインを画像付きで比較しながら、Professor Cupというイベント自体についても詳しくご紹介します。
Professor Cupとは?
「Professor Cup(プロフェッサーカップ)」は、ポケモンカードゲームの公式イベントを支える公認ジャッジやオーガナイザー(通称:Professor)のみが参加できる、特別な招待制トーナメントです。
このイベントは、日頃から地域大会やチャンピオンシップシリーズでプレイヤーを支え続けているProfessorたちへの“感謝”と“労い”を目的としており、毎年世界各地(主に北米・ヨーロッパ)で開催されています。
一般のプレイヤーは参加することができず、完全に運営スタッフ限定の“裏方のためのお祭り”という位置づけです。
通常大会とは異なる、遊び心あふれるルール
Professor Cup最大の特徴は、競技性よりも楽しさを重視した特別ルールで行われる対戦形式にあります。
たとえば過去には
- カードのタイプごとに縛りがあったり
- デッキ構築にユニークな制限があったり
- ポケモンの進化回数に応じてスコアが加算される特別ルールが採用されたり
など、通常の大会では見られない“おもしろ対戦”が多数開催されています。
“真剣勝負”というよりは、“一緒に楽しむ”“交流する”ことを目的とした大会で、参加者同士の距離も自然と縮まるよう工夫されています。
限定配布グッズが超レア!
イベントに参加すると、その年限定の記念グッズが配布されるのもProfessor Cupの魅力のひとつ。Tシャツやバッジ、サプライ品などが揃い、中でも特に人気が高いのが「Pokédexプレイマット」です。
このプレイマットは、カントー・ジョウト・ホウエンなど、世代ごとのポケモンを図鑑順に並べたアートワークで構成され、イベント参加者しか手にできない完全非売品。
配布数も極めて限られており、過去のシリーズは海外オークションサイトでも数万円で取引されるなど、世界的にもコレクターズアイテムとして確固たる人気を誇っています。
過去に配布されたProfessor Cup 限定のデッキシールド一覧はこちら!
過去大会展示品
「支える人」に光が当たるイベント
プレイヤーが主役の大会とは対照的に、Professor Cupではイベント運営に携わる人たちが主役。
普段は目立たない裏方の活躍に対して、公式が「ありがとう」を伝える貴重な機会であり、ポケモンカードゲームが“人の力”で支えられていることを実感できる場でもあります。
Professor同士のつながりや経験の共有も盛んに行われ、イベント終了後には「また来年もここで会おう」と語り合う仲間も多いとか。
新旧プロフェッサープログラム プレイマットを比べてみよう
さっそく、今回の新作と過去のバージョンを比較していきましょう!
新バージョン(2025年配布)
旧バージョン(過去の配布)
絵柄の違いに注目!
両方とも「Pokédex(ポケモン図鑑)」をテーマにしていますが、アートスタイルには大きな違いがあります。
- 新版(2025)は「カラフルでポップなデザイン」「くっきりとした輪郭」「より多彩な背景色」
- 旧版は「落ち着いた色調」「細めの線で描かれた柔らかい雰囲気」「図鑑としての整然さが強調された構図」
まさに、同じコンセプトながら異なるアートディレクションが施された「Pokédexプレイマットの進化系」といった印象です。
非売品ゆえの希少価値
これらのプレイマットはいずれも一般販売されておらず、Professor Cupの参加者にのみ配布された完全非売品です。
そのため中古市場でもほとんど流通せず、出品されても高額で取引される超レアアイテム。
参加者にとっては活動の証であり、コレクターにとっては夢の逸品です。
まとめ
Professor Cup限定のPokédexプレイマットは、ただのサプライグッズではなく、日々プレイヤーを支えるProfessorたちの功績を讃える“勲章”のような存在です。
今回登場した新バージョンも、今後さらなる人気と希少価値を高めていくことは間違いありません。絵柄の変化から見えてくる時代性や、デザインの進化も含めて、ぜひその魅力をじっくりと楽しんでみてください。